2019年、日本人吉野彰氏を筆頭とした
ノーベル化学賞受賞が話題となった
「リチウムイオン電池の開発」ですが、
現在ではスマートフォンやタブレット端末、
ノートPC、携帯ゲーム機など、
さまざまなモバイル機器に装填されており、
もはや私達の日常生活に欠かせないものと
なっています。
 また、ガソリン車からプラグインハイブリッド
自動車(PHEV)や電気自動車(EV)など、
次世代自動車への早期転換が社会的・政治的に求められています。
今後リチウムイオン電池の世界市場は更に広がり、
2022年には2018年度比約1.8倍の7兆3914億円になると予測されています(富士経済調べ)

 ただし、車載用リチウムイオン電池はようやく普及の初期段階に入ったところであり、
本格普及のためには、セル当り容量アップとコストダウンが命題です。
将来的な全固体電池が実用化されるまで、更なる技術開発競争が激化すると考えられます。
 さて、上記セルの高性能化は、金属箔に活物質が塗工された電極材開発が
最重要アイテムになります。
現在、それら電極材からの形状切断にはトムソン刃が使用されていますが、
開発・試作時において、金型の準備時間が開発リードタイムの短縮をいたずらに妨げています。

超短パルスレーザ切断の特長は?

当社では柔軟な設計変更に対応できるよう、以下の特長を持った超短パルスレーザによる切断を
ご提案しております。

・金属箔と活物質積層物の同時レーザ切断です。
・従来ファイバーレーザ、ナノ秒パルスレーザで課題であった
 熱影響(コゲ・ドロス)のない切断面が得られます。

・金型製作が不必要なため、開発リードタイムとコストを合理化出来ます。
・製品設計データ(CAD図)と材料をご用意頂ければ、加工出来ます。
・サイズ変更もその場のCAD図面変更で、対応可能です。
・加工部位に機械的応力が発生しない為、活物質が脱落しません。
・金型摩耗による加工品質劣化の無い、シャープエッジの高品位切断が持続します。
・電極材のみではなく、セパレータ(樹脂材)の切断も可能です。
・超MHzの高速光源を用いる事による業界最速の切断スピードが提供できます。
・捲回型電極材のスリット用光源としても利用可能です。

加工事例

(画像から詳細なPDFをご確認いただけます)