技術情報
ステンレスへのΦ2μm孔加工
先月、薄板チタンへのφ4µm孔加工の事例をご紹介いたしました。
そして今月は、SUS(ステンレス)材での小径孔加工にチャレンジです。
今回は0.1mm厚のSUSに対して、Φ2µmの孔加工を実施しました。
孔径が小さくなるほど、加工自体の難易度はもちろん、
連続加工したときの再現性が課題となりやすくなります。
特にSUSは用途が幅広い一方で求められる品質レベルも高く、
微細加工では条件を当てはめるだけでなく、
材料の状態に合わせた条件の作り込みや、
加工を安定させるためのノウハウが仕上がりを左右します。

今回の加工では、Φ2µmの微細孔加工に加えて、
加工の再現性、安定性を意識しています。
一方で、真円度、外観には改善の余地があるため
より安定した高品質な仕上がりに向けて今後も試作を継続して参ります。
なお、SUSの小径孔は、
流体制御部品、センサー周辺部材、
医療・分析装置向けの微細部品など、幅広い用途でニーズがあります。
こうした分野のお客様にも満足いただけるよう
条件の最適化と評価を進めています。
「この厚みでこの孔径は可能?」「複数孔でも揃う?」
といったご相談をいただければ、試作加工やご提案も可能です。
今後ともリプス・ワークスの技術開発にご期待ください。