技術情報
パイプスリット加工事例のご紹介(フレキシブルパイプ)
今回は外径380μm、内径280μmのSUSパイプへ微細なスリット加工を行いました。
スリット加工によって、柔軟性やバネ性を高めることができます。
熱影響が少ないため、数百μm以下の細いパイプでも微細加工ができ、
溝幅やピッチ、スリット形状などを数μm~十数μm単位で制御し、
目的に合った柔軟性などを部分的に作り分けることが可能です。
スパイラル
C型
比較動画
未加工品、C型スリット加工品のバネ性の違いを動画でご覧ください。
びよよ~ん!!
と大きくばね性が変化している事がお分かりいただけましたでしょうか?
本サンプルの作成にあたり、医療用極細パイプ製造を得意とする大場機工株式会社様より、
外径380μm、内径280μmの超極細パイプをご提供いただきました。