実用例 レーザマイクロテクスチャによる高機能切削工具開発のご紹介 レーザディンプルテクスチャ 三角形状のレーザテクスチャ 切削加工においてアルミニウム合金は鉄鋼材料に比べ軟らかく工具摩耗も小さい為、通常のウェット加工であれば、一般的に難削材には分類されません。 しかし アルミニウムは融点が低く、科学的に活性度が高い金属であるため,切削温度が上昇すると工具表面に凝着や溶着を生じ、工具寿命を著しく低下させます。 その為、アルミニウム合金は、切削液を用いないドライ加工が、非常に困難な材料です。 切削加工におけるセミドライ化・ドライ化は環境負荷やコスト削減、作業の簡略化が見込めますが、切削内容によっては工具の著しい摩耗や切削品質が著しく低下するなど課題も多く残ります。 従来の切削工具の常識である”工具表面は可能な限り平滑に仕上げる”とは 全くの逆の発想で”工具表面に所定の三次元周期微細構造を付与”し、様々な機能を発生する切削工具の開発に成功致しました! 詳細なメカニズムについて 2017.01.06 微細表面構造による切削工具の高機能化とその構造最適化 … この技術のお問い合わせはこちらからお送りください