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材料別レーザ加工事例

金属材料

モリブデン(Mo)への高アスペクト微細ストレート穴加工

モリブデン(Mo)は硬い一方で脆くもある材料で、被削性が著しく悪く、
一般的に機械工では難加工材料とされており、微細加工は困難とされております。

非接触であるレーザ加工においても、
バリが発生する、テーパー形状になる、Φ100μm以下の小径穴が加工出来ない、
位置精度が悪い、真円度が悪いなど、様々な課題がありました。

今回は、t=0.6mmのモリブデンにΦ50μm、アスペクト比12倍のストレート穴開け加工を行いました。

超短パルスレーザを使用する事でバリが無く小径の穴加工を行う事が可能です。
また特殊光学系(ビームローテーター)を使用することにより
ガルバノスキャナーでは困難なストレート形状で高アスペクトの穴加工を実現いたしました。

当社では高位置精度を重視した自社製加工機を使用しているため、
±数μmの位置精度を満たす多穴加工も可能です。

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